国交省NETIS登録 登録No.QS-120025-A
1.JS工法の特長
- コンクリートひび割れ抑制に対する優れた効果
特許機械【サーファ】(表面締め固めバイブレータ)による均しで、コンクリート余剰水を早期に排出し、空隙を減少させてコンクリート内部より緻密にします。(青森県六ヶ所村 日本原(株)地下空洞型処分施設性能確証試験にて評価)
- コンクリート表面の不陸整正に対し優れた効果
特許機械【ローリー】の連結した3連ローラーが不陸(凹凸)を均し再振動による転圧の効果により、コンクリート表面を平滑にして不陸を修正すると同時に再振動で一層緻密にすることでひび割れ低減に大きく寄与します。(大分大学共同夏・冬実験にて確認)
- 大面積のコンクリート床仕上げが可能
金鏝仕上げ装置がセットされた特許機械【ハンドマン】による機械仕上げで施工者が腰を曲げて押さえ仕上げを行う従来の仕上げ方法より仕上げスピードは5倍以上(当社施工確認比)となり、施工効率が大幅にアップします。
- 鏝跡の少ないコンクリート表面仕上げ
トロウェルと一体となったハンドマン鏝が常に一定の加圧で仕上げを行いハンドマン鏝の一定の施工角度と鏝長さが鏝後の少ないコンクリート表面仕上げを可能にします。
2.適用範囲
床コンクリートの施工には、その仕上がり精度はもちろんのこと、表面のひび割れ、耐摩耗性、仕上材施工後の剥がれなどの潜在的な問題を抱えています。 JS工法は、在来工法に比べ、仕上がり精度、耐ひび割れ性、平滑性に優れた床仕上げを可能にした画期的な床コンクリート仕上工法です。 JS工法は、ほとんどの床コンクリート仕上に適用可能です。
3.JS工法の流れ
1.締固バイブレーターによる均し作業
名称:サーファー(振動式表面均し装置)
【特徴】
- 強い振動で表層部のタンピングを行い、余剰水を浮かせます。
- 振動、殴打によりコンクリート内部のエアーを抜きます。
- 不陸整正に効果があります。
- 骨材を沈め、クラック防止に効果があります。
2.振動ローラー再転圧による不陸(凹凸)整正作業
名称:ローリー(ローラー式再転圧機)
【特徴】
- コンクリートの再転圧、締固めにより内部が一層密実になり、ひび割れ抑止に効果を発揮します。
- 表面振動殴打により余剰水を浮かせ、内部の空隙を減少させます。
- 連結した3連のローラーが、著しい不陸(凹凸)を整正します。
3.金鏝押さえ仕上げ作業
名称:ハンドマン(歩行式金鏝仕上機)
【特徴】
- 金鏝がトロウェルと一体になっているためスピーディに仕上げが出来ます。
- 従来の手押え仕上げと比較して、均一に鏝が加圧されるために鏝跡が残り難い仕上げです。
- 立ち仕事のため、作業者の腰に負担が少ない作業が可能です。
- 光沢がでます。